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住宅ローンの高属性ではない人必見!預金連動型住宅ローンという選択肢

住宅購入の際になかなか思っていた通りにいかないのが住宅ローン金利です。

超低金利の現在(2022年時点)「新規借入金利 0.3%台!」などと大々的にホームページに載せている金融機関は少なくありません。

しかし、これは大手上場企業や公務員、勤続年数など、貸手にとって借手の好条件が揃っている場合に限られます。

上記は周知の事実ですが、自分の信用情報に心配ない、中小企業でも優良な会社に勤めているなど、「そうは言ってもそんなに変わらないでしょ」と思う方もいらっしゃいますよね。

そして、審査後に出てきた自分の住宅ローン金利を見てびっくり!

こんなに高いならネット銀行の意味がないじゃないか・・・

 

そんなあなたに、

この記事では、資金に余裕が無いわけでは無いけど、できる限り低い金利で住宅ローンを借りたい!という人へもう一つの選択肢、預金連動型住宅ローンについてご紹介します。

 

預金連動型住宅ローンとは?

預金残高に応じて住宅ローン金利をキャッシュバックしてくれるという住宅ローンです。

例)住宅ローン  1,000万円(1年目)

  住宅ローン金利   1%(10万円)

  預金      500万円

  キャッシュバック金額 500万円×1%(5万円)

  実質金利     0.5%

 

メリット(メリットにならない場合)

現金が手元に残るため、いざという時に使える(使ってしまった分はキャッシュバックが受けれらない)

実質金利を低く抑えられる

住宅ローン残高が多くなるため、住宅取得控除金額も多くなる(所得税、住民税が少額の場合は控除しきれない場合がある)

借入時の事務手数料が安い

 

デメリット(デメリットとは言えない場合)

預金として置いておかないといけないため投資に回せない(投資をしたくない、投資資金は別にある)

金利息がつかない場合が多い(普通預金利息はかなり高くても0.2%のため、1%がキャッシュバックされた方がお得)

オプションの扱いになるため、預金連動しない場合に比べて金利が上乗せされる

預金が少ないと実質金利を下げられない

預金金額が多くてもキャッシュバック対象になるのは住宅ローン金額の半分までなど、実質金利0にはならない。

 

元々低金利で借りられる人はこんなややこしいことはせずに金利の低い住宅ローンを組んだ方が良いです。

しかし、仮審査で「利率が高いな」と感じている方は、預金連動型住宅ローンを提供している金融機関も併せて審査申し込みをして、実際に自分の預金どのくらい置いておくかを加味して実質金利を比較してみてください。

 

ネット銀行などの住宅ローンの多くは融資手数料か保証料が2.2%かかる場合が多いので、住宅取得控除期間が終わる前は預金連動型住宅ローンを利用し、借入金額が減ったところからネット銀行に借りかえるという方法も悪く無いのでは?とも考えています。

 

預金(貯金)連動型住宅ローンを取り扱っているのは

JAあかし

J Aバンク大阪信連

JAバンクあいち

山陰合同銀行

東京スター銀行(2022年1月より新規申し込みを停止)

JA関係が多いので、あなたのお住まいの地域のJAを検索してみると良いかもしれません。

ご興味のある方は預金連動型 住宅ローンで検索してみてください。