narumomochangのブログ

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住宅メーカー決定前に決めればよかったと後悔したこと2つ

家を建てようと思った時にまずは住宅展示場やモデルルームに行く方がほとんどです。

 

住宅展示場、モデルルームを持っているような住宅メーカーであれば、費用度外視で好きなものを入れればそれなりに同じ様に満足する家ができます。

しかし、最高コスパで建てたい方は住宅メーカー任せの見積、間取り設計で契約しないでください。

最高コスパで内装、デザインで気に入る家を建てたい方はまず、取り入れたい設備、内装を決めてしまいましょう。

(耐震性や強度、構造で家を決めたいという方はまた別のアプローチ方法が良いかと思います)

 

モデルルームをどんな家を建てたいかイメージをつけるために見るのは良いと思います。

しかし、そこで「こんな感じの家がいい」という気持ちで住宅メーカー任せの見積をしてしまうと、打ち合わせを重ねるたびに建築費が上がっていくというよく聞く状態になってしまいます。

 

それでは何を決めておけば良いのでしょうか。

 

1、キッチン、洗面台、風呂などの設備

各メーカーには標準仕様というものがあります。

サイズが標準仕様から外れたり、オプションをつけようとすると追加料金となるのは当たり前ですが、例えば、水道蛇口を変更する場合、価格は次のどれになると思いますか。

 

①(定価ー元の蛇口の定価+変更後の蛇口の定価)×割引率

②標準仕様価格ー元の蛇口の割引後価格+変更後の蛇口の割引後価格

③標準仕様価格ー元の蛇口の定価+変更後の蛇口の定価

④標準仕様価格ー元の蛇口の割引後価格+変更後の蛇口の定価

⑤標準仕様価格+変更後の蛇口の定価

 

答えは「住宅メーカーによる」です。

 

私の契約した住宅メーカーは⑤でした。

なんと水道の蛇口を変更した蛇口分の定価がそのままUPとなったのです。

定価ベースで元の蛇口との差額が3万円程度だったのでそれくらいのUPならいいかなと

見積変更してもらったらなんと新しい蛇口の定価まるまるU Pしてしまいました・・・・・

それなら標準でついていたはずの蛇口もください!と言いたいくらいでした(笑)

 

なので、こだわりたい設備がある場合、事前に設備メーカーに見積をとって

その仕様を持って住宅メーカーに行くと契約前に正確な価格で見積が出せる可能性があります。

各社、得意な設備メーカーが異なりますので、お気に入りの設備を安く入れられるというのも決め手になるかも知れません。

 

2、階段、軒などの建物に付属した設備

ケルトン階段にしたい、軒を伸ばしたいなど住宅設備の他にこだわりたい箇所はありますか?

私も広く見せたいなどの理由からスケルトン階段も考えました。

しかし、スケルトン階段は材料少なくなるし、高くなるというイメージはありませんでした。

調べてみるとどのメーカーも数十万、百万単位で追加費用がかかるということを知り、優先順位も高くなかったので諦めました。

その後内装やインテリアを考えている時にYouTubeでルームツアーの動画を見ていると、自社でスケルトン階段を量産して在庫にすることで、他社よりかなり安く提供している工務店もあると知り、初めからそのような会社を選んでいれば取り入れられたかなと思っています。

 

軒の長さもメーカーによってどのくらい出せるか、標準仕様内でどこまでできるかなど違いますので、事前に決めていれば見積に含めてもらうことができます。

 

上記2点のみならず、ハイドアやガラスドアにしたい、ニッチ(壁を凹ませて棚を作る)をたくさん作りたいなどの要望が事前にわかっていれば、見積と実際に支払う価格のギャップが少なくなるかと思います。

最近では無料の3Dシミュレーターアプリもありますので、得意な方は自分で建てたい家のデザインを完全に固めてから住宅メーカーに持ち込んでみると理想の家に格段に近づけるかも知れないですね!